見どころ紹介

ATTRACTIONS

18.古市場(ふるいちば)

ここに『古市場』という地名が残っている。ここは市を開いたところといわれ、また、人馬の継ぎ立てをした市会所のあったところともいう。
次のような話が残っている。

むかしは、ここに市神という神社があり、近くの岩の上には市神様が祀られていたという。大変にぎわう神社であったが、長禄(1457~1460 室町時代)・文明(1469~1487 室町時代)の年間に、疫病が流行したうえ、大飢饉に見舞われ、村は人影もないほど疲弊のどん底に突き落とされた。したがって、あれほどのにぎわいを見せていた市神神社もさびれ果て、参拝者も途絶えてしまい、荒れるに任せるという状態になった。
このようなことが原因して、市神神社は寛永年間(1624~1644 江戸時代初期)に、大井宿市神神社に合祀され、ここで祀られることになったという。今では、正月7日に大井の『七日市』として、大にぎわいを呈している。
また、蛭川村奈良井には『市神田』と地名の場所があり、大井の市神神社はここにもあったとも伝えられる。   
  (安弘見伝記・恵那市史 『恵那の地名』・同『はなしとうた』)

  ※村の衰退…疫病や飢饉による疲弊で、応仁(おうにん)の頃(1467 室町時代(戦国時代))中野方村は17戸となったという記録がある。  
                          (生きている村)

他の見どころ