プロジェクト紹介

ABOUT PROJECT

プロジェクトのはじまり

かつてこの地域の経済と暮らしを支えてきた黒瀬街道。
その歴史的・文化的価値を後世に伝えたいという思いから、このプロジェクトは始まりました。

黒瀬街道の現状は…

かつて黒瀬街道は、木曽川の黒瀬湊と苗木城下を結ぶ幹線道路で、苗木藩の殿様が下られたり、物資の輸送など地方の経済を支えたりと主要な役割を果たしてきました。
それにも関わらず、現在その歴史が十分周知されないままになっています。
また、現在は県道に昇格し二車線拡幅改修工事が行われ、山間部では利用が減り補修作業されることなく放置され、草木が生い茂って山林原野化するなど、かつての幹線道路は消滅寸前の状況となっています。

町の取り組み

現在、中野方町では黒瀬街道の歴史的・文化的価値を再認識し、伝承していくために地域ぐるみで取り組んでいます。

★地域の人たちによる案内看板の設置
★小学校での地域の歴史・文化学習

地元の小学校では、実際に街道を歩き、郷土に伝えられている話を聞き、地域の歴史・文化を学んでいます。
これは、「黒瀬街道を後世に残すには、地元の人たちにもっと広めていきたい!」という想いが強くなり、まずは、今知っていることを子どもたちに少しでも伝えようと、学校と町が連携して取り組みを始めました。

例えば…

  • 地域で作られている「中野方かるた」を利用して地域の歴史・文化を紹介します。
  • 昔使っていた生活の道具など、実物を見せて紹介します。
  • 地域に残っている行事のいわれなどをわかりやすく紹介します。